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9月22日

 シルバーウィークという言葉を、連休に入ってはじめて知りました。そうだったのか! あまり連休という実感はないのですけれど、道路には車が少ないので、みんなどこかへ出かけているのかなとちょっと楽しい気分です。
 さて先日、拍手コメントで『送電塔のミメイ』の祓歌の読み方についてご質問をいただいたので、ここでお答えしたいと思います。

 『天神 地祇
 掛けまくも畏き 視鬼大神 神社の大前を拝み奉りて恐み恐みも白さく
 諸々の禍事・罪・穢れあらむをば
 祓へ給ひ清め給へと白すことを聞こし召せと恐み恐みも白す

 射干玉の黒髪敷きて幾歳数えむ 中天に凄き月 いとど暗き庵殿
 きちきち きちきち と鳴りて貫けしはくろがねの斎串
 覡曰く この霊縛をもちて 現に顕るることを、封ず』

 『てんじん ちぎ
 かけまくもかしこき みおにのおおかみ かむやしろのおおまえを おろがみたてまつりて かしこみかしこみももうさく
 もろもろのまがごと・つみ・けがれあらむをば 
 はらへたまひきよめたまへともうすことをきこしめせと かしこみかしこみももうす

 ぬばたまのくろかみしきて いくとせかぞえむ ちゅうてんにすごきつき いとどくらきいおりどの
 きちきち きちきちと なりてつらぬけしは くろがねのいぐし
 かんなぎいわく このれいばくをもちて うつつにあらわるることをふうず』

 前半は、神道の祓詞からの引用です。本来は独特の節をつけて読み上げられるもので、間違ってもお札とか構えながら叫ぶようなものではありません。
 後半は、本編で総一郎と杏子が言っていた通り、山の結界の奥に封じられた鬼のことを詠った詩です。総一郎は小さくてもちゃんと暗唱できそうですが、杏子と八束は絶対に苦労しただろうと思います。自分のことながら、ミメイは覚えてすらいないと思います。

 Web拍手でコメントをくださった方、ありがとうございます。
 9月9日〜21日にコメントをくださった方への返信です。



9月8日

 新型インフルエンザが猛威をふるっているなか、のこのこと映画を観に行ってきました。対策としてマスクを持っていったのですが、見る限り誰ひとり着用しているひとがいなくて、居たたまれない気持ちになりました。肩身がせまくて照明が落ちるまで使うことができなかったので、あまり意味がなかったように思います。
 観に行ったのは、『二十世紀少年』の最終章です。もしかしたら、原作の漫画を読んだことがある方にはいろいろ突っ込みたいところがあるのかもしれませんが、私は観に行って良かったと一日楽しい気持ちになれました。
 『二十世紀少年』は漫画持ってるよー、という友だちがいるので、今度話を聞いてみたいです。しかし、映画を観たあとに感じる「ともだち」という言葉のうさん臭さといったら。

 Web拍手でのコメントをありがとうございます。
 8月27日〜9月7日にコメントをくださった方への返信です。ところどころ、飛ばしてしまっているコメントもあるような気がしてすみません。



8月27日

 もうすぐ選挙です。
 選挙権を持っている方も、持っていない方もいらっしゃると思いますが、私がはじめて選挙に行ったときはそれは緊張しました。衝立のなかでカリカリと鉛筆を動かすのは、とてもシークレットな作業である気がします。また、うっかり選んだスリッパがすごく歩きにくくて、やけにぎくしゃくとした動きを披露したような。そして、投票が終わってからも出口を探してうろうろしていると、出口調査のお姉さんにつかまりました。何をしゃべったのか、今思い出そうとしても真っ白な記憶になっています。
 その経験から、選挙は自分にフィットしたスリッパを選ぶことからはじまるようなイメージがあります。さらに周囲に不審感を与えない華麗な鉛筆さばきをし、出口ではうろうろしない。それが私の心構えです。
 そんな感じでいろいろ思い出深い選挙ですが、日曜日は投票所である近所の小学校に行ってこようと思います。そしてきっと、バスケットゴールの低さに感動するのではないかと思います。

 Web拍手でコメントをくださった方、ありがとうございます。
 8月20日〜26日にコメントをくださった方への返信です。



8月20日

 少しずつ日が短くなってきたような気がしますが、まだまだ夏ですね。暑いです。
 お盆は地味に忙しくしていたので、「ハリーポッター観に行ったよー」とか、「HACHI良かったよー」などと感想を聞くと、映画くらい観に行きたかったなと羨ましく思います。けれど、ハリーポッターは三巻までしか読んでいない自分が、はたして映画を観に行って良いものか。また、犬の出てくる映画は軒並み敬遠している自分に、いきなりハチ公はハードルが高すぎるのではないかとも思います。犬はずるい、何かずるいです。可愛すぎる。
 やっぱり夏の映画はすかっと後腐れのないホラーが良いと思います。

 ホラーといえば、以前のメモで怖いものは平気と書きましたが、それでも小さい頃は人並に怖がりだったように思います。たぶん、子供の頃は自分が死ぬということを想像できなかったのでしょう。「死」という言葉に過敏だったのだと思います。
 夏に一度、親に市が運営する図書館に連れて行ってもらったことがあるのですが、とても古い建物だった上に、「シの図書館」という略称が怖すぎました。入ったら死にそうでした。
 何も借りずにさっさと帰りたかったのですけれど、せっかく来たのだからこれを借りなさいと、『ジキル博士とハイド氏』を持たされました。なぜそのチョイスなのか、いまだにわかりません。と言いますか、またハイド「シ」とか、勘弁してほしいと思ったことを今でもまざまざと思い出します。
 結局、一ページも読まずに、開ける予定のない引き出しの奥にしまいこんだのですが、あとで見つかったときには返却期限を大幅に過ぎていて、こっぴどく叱られました。ホラーな思い出です。 

 Web拍手でコメントをくださった方、ありがとうございます。
 8月12日〜19日にコメントをくださった方への返信です。



8月12日

 お盆休みです。
 ニュースで帰省ラッシュと言われると、休みのはじまりを感じて開放感がありますが、Uターンラッシュと言われた途端にブルーな気分になります。
 小学生の夏休みといえば宿題ですが、私は結構真面目にやり始めるタイプだったように思います。始めのうちだけ。一週間くらいは日記もきちんとつけていくのですが、途中で力尽きて適当になり、結局最後の二、三日で青ざめながら仕上げていたような。周りの友達を見ると意外にちゃんと提出日を守っている子ばかりで、余計に焦りました。なかには一人、二人、忘れたって全然平気、むしろ提出する気などない、という豪胆な子もいて、それはずるいとか悔しいとか思う以前に、そのキャラクターが羨ましいと思いました。

 Web拍手でコメントをくださった方、ありがとうございます。
 8月4日〜11日にコメントをくださった方への返信です。そういえば、読書感想文も苦手でした。あらすじを書くなと言われても、あらすじに触れずに感想を書くのは無理だと、子供心に世の中の理不尽さを感じました。そして、なぜだか課題図書って怖いイメージがありました。



8月4日

 『TRUE REMEMBRANCE』と『送電塔のミメイ』を、それぞれver.1.05にバージョンアップしました。
 『TRUE REMEMBRANCE』は音量システム関係の修正、『送電塔のミメイ』は音量システム関係の修正と、誤字の修正をしました。
 一部、音量調整メニューが反映されない音があったため、その部分の修正となります。そして、誤字。まだあったのかと、どんどん溢れてくる間違いに、どれだけキーを外して打つのかと自分の指先の迂闊さが悔やまれます。注意力がなくてすみません。
 ご報告をくださった方、ありがとうございます。助かりました。

 ありがたいことにご要望をいただいたので、『送電塔〜』のED曲『静かな空』の歌詞を掲載させていただきました。DLページ、曲タイトルの横にリンクを張りました。許可をくださった折倉さん、ありがとうございます。かなり以前にお返事をいただいたにもかかわらず、掲載が遅くなってしまい申しわけありません。
 歌詞の内容は本編に添ったものになっていますので、本編を未読の方はお気をつけください。
 フルバージョンを聴いてくださった方もいらっしゃると思うのですが、本当に良い歌ですよね。しっとりとした曲調と、瀧沢さんの歌声がとても合っていて心地良いです。制作中は、テスト版や歌詞、完成版を送っていただくたびに、EDムービーを作る気力がどこからともなく湧いてきました。何だか今でももったいない気がするのですが、EDとして流させていただけて嬉しく思っています。

 Web拍手で7月27日〜8月4日にコメントをくださった方への返信です。
 拍手でいただくコメントを読んでいて思うのですけれど、文章は書くのも読むのもどきどきですね。丁寧で心遣いのある文章を書かれる方に感激して穏やかな気分になったり、笑ってしまうようなコメントを書いてくれる方に明るい気持ちにさせてもらったり、可愛い顔文字を駆使して書き込んでくれる方に和ませてもらったりしています。
 私の書く文章は堅いと自分でも思うのですが、毎度お付き合いいただきありがとうございます。



 暑中お見舞い申し上げます。
 やっと夏らしい気候になってきたような気がします。
 夏バテに気をつけて、季節を満喫してくださいね。




2009年6月〜7月の過去ログはこちらです。